govcやpyvmomiで色々と操作してみたいが、その前に挙動を確認したいなどがある気がする。
vSphereの動作検証環境を持っている方がどれだけいるか知らないので、
今回はvcsimを動かすための諸々を書いていく。
ただ、vcsimを動かすためにローカルの環境を汚したくは無いのでdockerとdocker-composeで動かす。
vcsim
vcsimとはvCenterとESXiを模すシミュレーター。
dockerを使ったvcsimの動かし方
vcsimのInstallationにgolangが動く環境での動かし方が書いてあるが、前述の通り手元の環境にgolangをインストールしたくないのでdockerとdocker-composeで動かす。
動かし方としてはこんな感じ。
以下はローカルホストの443でvcsimが動き始めます。
git clone https://github.com/shouhei/example-vcsim-docker cd example-vcsim-docker docker-compose build && docker-compose up -d
このあと以下のようなコマンドと出力が得られていれば動作成功
# govc find . -type h /DC0/host/DC0_H0/DC0_H0 /DC0/host/DC0_C0/DC0_C0_H0 /DC0/host/DC0_C0/DC0_C0_H1 /DC0/host/DC0_C0/DC0_C0_H2
動作停止は
docker-compose down
あとは必要に応じでdocker-composeを書き換えて欲しい。
ちょっとした工夫
https://github.com/shouhei/example-vcsim-docker/blob/master/vcsim/Dockerfile が全てだが、vcsimが1バイナリで動くようになっている。
vcsimのイメージはdockerhubに転がっているが、適当なosのうえで動くようになっていたはず。
良きvSphere APIの検証を。