Intel NUC BOXNUC6I3SYH に ESXi 6.5.0 をインストールする
TL;DL
特に何もしなくても, nucを購入し, ESXi6.5.0のboot usbを作成してインストールすると使えるようになる.
背景
現在会社ではインターネットに関連のあることを中心として様々なことに取り組んでいる. そんな会社に新入社員として入社し, 長期の研修を経て12月, クラウドを開発する部署に配属された.
弊社のクラウドは, VMWare社のソフトウェアを基盤としている. そうなるとクラウド開発者の一人として, VMWare社のソフトウェアはガンガン触っていく必要がある. しかし, 会社の本番環境は当然お客様が利用しているし, 検証環境も部署の多くの方が利用している.
自分はPHPなどを利用したwebアプリケーションの畑の人間で, 正直ネットワークや仮想基盤の話しは右も左も分からない. 右も左もわからない状態で色々と操作していくと, 「環境を壊してしまうのではないか?」という不安がつきまとう. さらに自分がプログラミングを始めた頃はAWS全盛期で, 「ぽちっ」と押したらサーバーが用意されるのが当たり前で, 物理サーバーなんて持った事が無い.
この際だから小規模の物理サーバー, 物理ネットワーク, 仮想化基盤をひとしきり用意して自分だけの検証環境を用意するのが, 今後の学習効率が最も良いのでは?と思ったのが今回の背景となる.
目的
物理サーバー, 物理ネットワークを入手し, 仮想化基盤をインストールして, 自分だけの検証環境を手に入れ, 今後の学習効率を挙げること.
目標
とは言え, 会社の環境と同じ環境を作るのはハードルが高い.
そのため小規模なコンピュータに対して, ESXiをインストールして, VMを自由に立てられる様にすることを最初の目標とする.
準備
お財布と検討した結果, 今回を購入した. VMWare製品の要件を眺めると, メモリは多めにしておいたほうが無難そう.
(以下は今後のことも考え2セット+スイッチを購入している)
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組み立て
特に言及することなし. NUCに入ってるペラ紙を参考にしたら問題なく組み立てられます.
完成したら, LANケーブルでルーターなりに接続する.
インストール
上記を読むに、特に何もしなくてもNUCに対してESXi6.5.0がインストールできそうな雰囲気なので、後は
主に上記を参考に、ドライバを組み込む等のカスタムはすっ飛ばして, boot usbを作成し, usbを挿してnucを起動するとインストールが進む.
インストールの後
DHCPでIPアドレスが割り当てられるはずなので, http://your-esxi-ip/ui にアクセスすると, embedded host clientにアクセスできます.
ESXi6.5.0からは組み込みでインストールされているようです.
設定したrootアカウントでログインすると以下の様になるはず.
まとめ
BOXNUC6I3SYHを利用すると, パッチを当てる事無くESXi6.5.0がインストール可能という記事でした。
多分そのうち、初歩的なVMを立てる記事を書きます。