BSD系のコマンドを読む下準備
TypeScriptのブログを書くと言っていたけど, そんな暇もなさそう.
業務で色々なプロトコルに触れて(OSIで言うところのデータリンク層~アプリケーション層まで), わからないことだらけで困っているのが現状です.ただ分からないと嘆くだけでは前進できないので, せめてwebシステム開発の出身なんだから, HTTPサーバーを切り口に色々と勉強しよう!と思ったわけです.web上の人達もサラッとhttpサーバー書きました!みたいなノリなので.
まぁ結果としては、C言語を殆ど触ってこなかった自分としてはムズい.
もう少しレベルを下げて, まずC言語を取得しよう!というところに焦点を当てて勉強をしようと思った際に見つけた記事が以下
lsコマンドをハックしてみよう - Yahoo! JAPAN Tech Blog
なるほど. 過去の(現在でも?)yahooでは新人にBSD系のコマンドを読んで学習することを推奨しているのか.ならば自分も取り組めるのではないか?というところで, 本日はその下準備.
必要なもの
- FreeBSD
- VMを立てられる環境
- The FreeBSD Project から入手できるiso
前提
普段は CentOS + zsh + tmux + emacs で作業をしているので, それっぽい環境に近づけたい
準備
- VMに対してisoでFreeBSDをインストール
- tuiに乗せられて適当にエンターを押していけば問題なし
- その過程で適当にユーザーを作る
- 作ったユーザーを
wheel
グループに属させる pkg install sudo
visudo
でwheel
ユーザーにsudo
する権限を与える
- 適当に作ったユーザーでsshし、
zsh
tmux
emacs
git
あたりをインストール - GitHub - freebsd/freebsd: FreeBSD src tree (read-only mirror) から
git clone
してくる
詰まったこと
Angular2のチュートリアルに取り組んだ感想
上記のページの配下の
Tutorial: Tour of Heroes - ts - TUTORIAL
に取り組んだ後の感想を書く.
背景
12月の配属発表で, 今後はJSを書くことはほぼ無い事が確定したと思っている.
であるならば, 正月くらいは今後触らないであろう技術に積極的に触っていくのが吉では無いかと考えた.
去年はES6とReactでSPAもどきを作るくらいは頑張ってみたが, その組み合わせ自体は良いと思いつつ, ビルドの環境を作るのが面倒だし, ボイラープレートを適当に拾うのも面倒だし, ReactとES6以外のライブラリどうするか問題があるし.
本職としてJSを書き続けるならまだしも, 片手間でJSを書くのに色々と選ぶのは面倒くさい.
そんななかで, Angular2はTypeScriptを採用して, フルスタックにライブラリ(RouterやHTTPクライアント)を持っていることをふと思い出した.
JSに関する事前知識
- Angular
- Backbone
- CoffeeScript
上記はいずれもプロダクションのコードを書いた経験あり
ES6は体験済み
- Reactも体験済み
ただし両者ともプロダクションでの経験ではない
TypeScript未経験
- RxJSも未経験
取り組んだこと
2016/12/31 ~ 2017/1/2 にかけて開いてる時間をちょこちょこ使い,
Tutorial: Tour of Heroes - ts - TUTORIAL
上記の英語のうち, Angularに関する解説はほとんどすっ飛ばし, 何がやりたいのか?だけを拾って, ひたすらサンプルコードを書き写す作業に取り組んで, TypeScriptとAngular2の雰囲気をつかんだ.
感想
ほとんどの解説を飛ばしたので, よくわかってないところ, 認識が間違っている事はたくさんある前提で
環境
上記のリポジトリを引っ張ってきて, npm install && npm start
で即始められる体験は最高に良かった.
が, 上記のボイラープレートは, ファイルの変更とブラウザとを同期するタイプなので, 最初のうちは, TSのコンパイルが失敗してたのを見落とすと??? という感じの状況が長く続いた.
またこのボイラープレートは, コンパイル対象の ts
ファイルと同じディレクトリに js.map
と js
ファイルを吐く. 要は 'js' と 'js.map' と 'ts' が混在することになる
色々考えると ts
と js
は別ディレクトリに吐かれて欲しいので, プロダクション環境で使うときに要検討の箇所になると思う.
すこし調べた感じだと、TypeScriptのコンパイラの設定でどうにかなりそう.
Angular2に関して
チュートリアル程度ならば、
ビルドの環境を作るのが面倒だし, ボイラープレートを適当に拾うのも面倒だし, ReactとES6以外のライブラリどうするか問題があるし
上記の問題はほぼ解消
サーバーサイドのプログラミングを書いているときと、似ているような考え方で写経できたという感想.
- module
- service
- component
- html
- css
- 通常のClass
Angularのコードは上記したように分類が出来るっぽい. MVCモデルとマッピングするとしたら, componentがContoller, serviceがModel, htmlがviewになるのかな? componentの中で, templateのhtmlとそれに対するcssをパスで設定出来るのは結構良いのではないか? と思った. ただし, templateはAngular1の頃と同様に、 ngIf
みたいな文法が入ってくるのは個人的に好みではない.
jQueryのコードと比較して, Angular2やReactの様に, コードに対してテンプレートが紐付いている状態は色々と考えることが少なくて済むのは非常にデカイ.
DIは良いよね!って感じなんだけど, DIするにはInjectable書けばそれっぽくなるでしょ?くらいの理解しか現状ない. たぶんAngular2のDIを知るとかよめばすんなり理解できそう.
この次に取り組むべきだと感じたこと
以上のような流れになると思うので, TypeScriptの文法とtscを抑えると思う. ので, たぶん次の記事はTypeScriptの話になる.
OSXからESXi 6.5.0 にvCenter6.5.0をインストールする際のエラーに対処する
やりたいこと
タイトルどおり、vCenter6.5.0をESXi6.5.0に対してインストールしたい
問題点
途中で色々とエラーが出る.
エラーログを見る感じ、インストールの過程で必要なファイルが見れないとのこと
自分の試行錯誤中のエラーログは以下のような感じ
2017-01-07T14:21:58.757Z - error: Could not find ovaFile /^VMware-vCenter-Server-Appliance-.*_OVF10.ova$/ in /private/var/folders/lk/jk8fbl3s4qgc7fzz7r3wxn300000gn/T/AppTranslocation/vcsa 2017-01-07T14:21:58.757Z - info: ovaFile: null 2017-01-07T14:21:58.758Z - error: OVF probe error: Error: OVA file is not available
参考URL
上記のページを読みながら取り組みましょう.
ざっくりとした流れ
VMware-VCSA-all-6.5.0-4602587.iso (これは自分が 2017/1/7にmy vmware からダウンロードしたiso) をマウントする.
すると以下のようなディレクトリ構成になるはず.
. ├── dbschema ├── migration-assistant ├── readme-de.txt ├── readme-es.txt ├── readme-fr.txt ├── readme-ja.txt ├── readme-ko.txt ├── readme-zh-CN.txt ├── readme-zh-TW.txt ├── readme.txt ├── umds ├── vcsa ├── vcsa-cli-installer └── vcsa-ui-installer
そのなかから vcsa-ui-installer/mac/Installer
を起動する.
インストーラーの案内に沿ってポチポチ押すと、途中でエラーが発生するので,そこで出て来るアラートに, log
というリンクがあるから, そこを押すとログファイルがダウンロード出来る.
ログファイルの一番下に、
/private/var/folders/lk/jk8fbl3s4qgc7fzz7r3wxn300000gn/T/AppTranslocation/
上記のようなパス(おそらく環境によって異なるはずなの)が記載されているはずなので、そこに対して、マウントしたisoのvcsaをまるっとコピーする.
cp -a /Volumes/CDROM/vcsa /private/var/folders/lk/jk8fbl3s4qgc7fzz7r3wxn300000gn/T/AppTranslocation/
すると自分の環境ではインストーラーが上手く進み始めた
Intel NUC BOXNUC6I3SYH に ESXi 6.5.0 をインストールする
TL;DL
特に何もしなくても, nucを購入し, ESXi6.5.0のboot usbを作成してインストールすると使えるようになる.
背景
現在会社ではインターネットに関連のあることを中心として様々なことに取り組んでいる. そんな会社に新入社員として入社し, 長期の研修を経て12月, クラウドを開発する部署に配属された.
弊社のクラウドは, VMWare社のソフトウェアを基盤としている. そうなるとクラウド開発者の一人として, VMWare社のソフトウェアはガンガン触っていく必要がある. しかし, 会社の本番環境は当然お客様が利用しているし, 検証環境も部署の多くの方が利用している.
自分はPHPなどを利用したwebアプリケーションの畑の人間で, 正直ネットワークや仮想基盤の話しは右も左も分からない. 右も左もわからない状態で色々と操作していくと, 「環境を壊してしまうのではないか?」という不安がつきまとう. さらに自分がプログラミングを始めた頃はAWS全盛期で, 「ぽちっ」と押したらサーバーが用意されるのが当たり前で, 物理サーバーなんて持った事が無い.
この際だから小規模の物理サーバー, 物理ネットワーク, 仮想化基盤をひとしきり用意して自分だけの検証環境を用意するのが, 今後の学習効率が最も良いのでは?と思ったのが今回の背景となる.
目的
物理サーバー, 物理ネットワークを入手し, 仮想化基盤をインストールして, 自分だけの検証環境を手に入れ, 今後の学習効率を挙げること.
目標
とは言え, 会社の環境と同じ環境を作るのはハードルが高い.
そのため小規模なコンピュータに対して, ESXiをインストールして, VMを自由に立てられる様にすることを最初の目標とする.
準備
お財布と検討した結果, 今回を購入した. VMWare製品の要件を眺めると, メモリは多めにしておいたほうが無難そう.
(以下は今後のことも考え2セット+スイッチを購入している)
Intel NUC Core i3搭載 小型PCベアボーン 2.5インチ M.2 SSD対応 BOXNUC6I3SYH
- 出版社/メーカー: インテル
- 発売日: 2016/01/26
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東芝(TOSHIBA) 内蔵 SSD 2.5 インチ 480GB 7mm スリム sata 6.0Gbit/s Q300 HDTS748EZSTA
- 出版社/メーカー: 東芝(TOSHIBA)
- メディア: エレクトロニクス
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- 出版社/メーカー: CRUCIAL TECHNOLOGY
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ELECOM LANケーブル CAT6 Gigabit 爪折れ防止 0.5m ブラック LD-GPT/BK05
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組み立て
特に言及することなし. NUCに入ってるペラ紙を参考にしたら問題なく組み立てられます.
完成したら, LANケーブルでルーターなりに接続する.
インストール
上記を読むに、特に何もしなくてもNUCに対してESXi6.5.0がインストールできそうな雰囲気なので、後は
主に上記を参考に、ドライバを組み込む等のカスタムはすっ飛ばして, boot usbを作成し, usbを挿してnucを起動するとインストールが進む.
インストールの後
DHCPでIPアドレスが割り当てられるはずなので, http://your-esxi-ip/ui にアクセスすると, embedded host clientにアクセスできます.
ESXi6.5.0からは組み込みでインストールされているようです.
設定したrootアカウントでログインすると以下の様になるはず.
まとめ
BOXNUC6I3SYHを利用すると, パッチを当てる事無くESXi6.5.0がインストール可能という記事でした。
多分そのうち、初歩的なVMを立てる記事を書きます。
テストを書いた経験と、「書いていない」という話を受けて
厨二的ポエム
前提
- 「テストコードを書いている」と言うことについて、現状の気持ちをざっくりと残しておきたい。
- 「気持ち」なので技術的に云々の話は書かない。
- ここで指す「テストコード」もしくは「テスト」とは単体テストのことで、それ以外のことを指すときは明記する。
テストコードを書いた経験
2016年の5月あたりに、@t_wadaさんの新人プログラマ向けの公演を聴き、「やっぱテストはきちんと書きたいよなぁ」なんて思っていた。
それまでもちょこちょこテストを書いて恩恵は受けてたけれども。
そんなことを考えていた矢先、2016年の7月下旬から9月23日までの2ヶ月足らずの間、テスト駆動開発的に、コードのリファクタリングをする機会に恵まれた。 参加させてもらったチームが持っている、改善対象のプロダクトには、回帰テストが用意されていたので、自分が修正する分に対して出来る限りテストコード追加してリファクタリング進めていった。
期間が9/23までという都合上、改善の余地のあるコードを残してしまったし、自分のテストコードが妥当であるかどうか?は反省すべき点が多い。
それでも Red-Green-Refactor
の Green-Refactor
を回帰テストと単体テストの両方を利用して繰り返し、現状よりは良いコードを残せたのではないか?と考えている。
絶賛稼働中のプロダクトに対して、テストを書いて改善する活動を通しての感想は、「t_wadaさんの言っていたことは本当でした!」の一言に尽きる。
そんな感じの話を「テストコードを書くと言うのはつまり安心感を高める事に繋がるよ」という所に重点を置きつつ部署の人に対してプレゼンしたらだいぶ納得してもらえたし、「テスト書きたいと思えた」なんて感想もいただけた。
いい感じにt_wadaさんの公演が、自分や組織のためになったなぁと思っている。
「テストコードを書いていない」という話
それはさておき、最近、たまたま同期の「テストコードは書いていない」と言う話しを聞いた。
とりあえず、現状、雑でもテストを書けるようなったからと言って、「テストを書いていない」と言った同期に対して、鬼の首を取ったように責めたいわけではない。
いくらt_wadaさんの話しを聞いたとはいえ、突然テストが書けるようになるもんでも無いのは分かっている。
とはいえ、テストを書いていないのは事実で、「時間がないからテストをしないのではなく、テストを書かないから時間がなくなる」と教わって、実際に自分でテストを利用して改善する経験を積んだ後だとなんだかなぁと思った。
テストを書いた経験と、「書いていない」という話を受けて
まず最初に思ったことは、自分から進んでテストが書けるようになるまで、プログラミングを始めてからおおよそ3年はかかっていて、つまり「テストは書いていない」という状態は「来た道」だと認識している。
なので個人のスキルとしてテストが書けない人を見かけたら、一緒にテストが書ける様にガイド出来たら良いなぁと思う。
プロジェクト単位でテストを書く書かないは、トレードオフ的な話(ちょっと昔に公開されていたスライドだと、たとえばこれ)とか、理由はいくらでもあると思っているし、テストコード自体に良し悪しが当然あるので、書いているから良、書いていないから悪ではないと思う。
ただ、「書いていない」よりも「書いている」方が良い状況(=安心感がより高い状況)である事が大半だと思う。単純な技術的負債の意味合いでテストが無いプロジェクトにjoinする機会が巡ってくるまでに、テストを導入する提案とか、テストコードを書く環境の提供とかをサクッと出来るように努力したい。
とりあえず、現状自分には「テストを書く」以外でプログラム的側面から発生する、バグが発生しているかもしれない等の不安への対処方法が無い。
なので今後も継続的にテストコードを書いて行きたいなぁと思った次第でございます。
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n回目のブログ挑戦